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日本航空(JAL)の国内線、国際線の香り

日本航空(JAL)の国内線、国際線の香り

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日本航空(JAL)の国内線、国際線のラウンジでは、JALオリジナルアロマの香りが常に流れています。

 

JALオリジナルアロマ

JALのイメージである「伝統」「革新「日本のこころ」等を長野(木曾)の檜や青森のヒバ、北海道や岐阜の松の葉、高知の柚子等の天然の和の香りをブレンドしたアロマで日本初の本格的なコーポレートセント(コーポレートアロマ)として2013年9月より流し始めました。

・羽田空港の国際線JALファーストクラスラウンジやサクララウンジ
・国内線JALファーストクラスラウンジやサクララウンジ
・成田空港のJ国際線ALファーストクラスラウンジとサクララウンジ
・国内線サクララウンジ
・新千歳空港の国内線サクララウンジ

2013年10月には関西空港の国際線サクララウンジと国内線サクララウンジも流し始まり、2013年11月19日に福岡空港国内線サクララウンジ、2013年12月11日中部国際空港国際線サクララウンジ12月26日には伊丹空港国内線サクララウンジにも流し始まりました。
2014年、2月26日に那覇空港国内線サクララウンジ、5月24日に鹿児島空港国内線サクララウンジ等、次々に全国のJALのラウンジに波及しました。

 

[おしぼり]

JALオリジナルアロマミストはラウンジで流れているJALオリジナルアロマの香りをおしぼりコロン用にミスト化したもので同じ香調で仕上げてあり、国内線ファーストクラス及び国際線全クラスの乗客の方々の食事前に提供されています。

このおしぼりを使う事でロビーと同じ匂いを嗅ぐ事が出来、二カ所に於いての記憶を刻み付ける事が可能で、食事の際の匂いに於いて、おしぼりの匂いは一番手近の匂いとなり、周囲の人々の匂いを減らす事が出来る事により、食事に集中出来る確率が上がります。

食事は楽しめる物なのでこの時の記憶を同時に刷り込む事で、この匂いがする時は美味しい時とか楽しい時と言う記憶になって残す事が出来るのです。

 

[効果]

この香りの演出における効果は、お客様に快適なおもてなしが出来る事と、お客様が匂いを嗅ぐ事で本能に訴えかけ記憶に刻み込む事が出来る為、同じ空航会社を連想させて再度利用する事を促せる事、そして企業のイメージを香りで表現出来ると言う3つの事があげられます。

JALオリジナルアロマは自然の木の香りがベースになって居る事でリラックス効果が高い香りです。始めて飛行機に乗る子供達も緊張を解きほぐしリラックスさせ易い配慮がなされている他に、お客様だけでなく、ラウンジで働く全てのスタッフにとってもリラックスし易い環境での労働は、ミスを減らしストレスも軽減出来ると言う優れた空間を産み出しているのです。

[機材]

PROMOTOOL製の放香器にJALオリジナルアロマの調香を施したアロマをセットして匂いを放ちます。このアロマは調香師によって様々な匂いを作る事が可能なので、違うシュチュエーションで使用する場合に、その場所や用途に最も適した香りを流す事が可能です。

 

[将来の展望]

匂いによる演出により企業や店舗の販売促進に繋げる可能性が高くなる事も将来的に増加すると考えられ、JAL以降様々な所で匂いに寄る演出が効果を上げています。香りによりダイレクトに本能を刺激し、記憶に刻み込む事で、マーケティング力が向上し、心地良い空間を産み出せると言う事が徐々に知られつつ有るからです。

昔から飲食店に於いてはうなぎや等が良い例で、匂いで食欲をそそり、購買意欲をかき立てたりしますが、匂いに寄る効果は飲食だけに限らず上手に使う事で衝動買いや、予定外購買を誘う事が出来るのです。

嗅覚に訴えるマーケティングはまだ一般に普及されて居ないためその珍しさも今の内が戦略として話題性を持ち易いので、それだけ有利に運ばせる事が現状なら可能になります。

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香りビジネス