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集中力を高める香り(と用法)

集中力を高める香り(と用法)

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人間の集中力を伸ばすための方法のこれまで

人間が集中し続ける時間は概ね決まっているそうです。
しかしながら社会ではひたすら生産能力が問われるので、人間の限界を超えることを余儀なくされていることも多いですよね。

毎日、仕事や学業の効率をあげるために、皆さんいろいろな工夫で集中力を高めるようにしています。その中でもコーヒーで覚醒させようと試みる社会人は多く、喫茶店や会社の休憩室にあるコーヒーメーカー、自販機など身近な場所にあり、利用されている方が多いと思います。

なかでもコーヒーのカフェインには覚醒作用が期待できるので、徹夜前やここぞという時に飲んでいるひとは本当に多いです。

ところが、コーヒーや清涼飲料水には大量の糖分が含まれていることがわかっています。この糖分が体に悪影響をもたらすことが知られています。

その一つに急激な糖分の過剰摂取による低血糖状態があります。低血糖状態は記憶力の退化や集中力の衰え、不安、抑うつという不安定な心身の状況を作り出す原因にもなるのです。

そこで、自販機やレストランで提供される清涼飲料水を選ばずに、飲み物をハーブティーにすることでハーブテイーは脳の衰えを予防する役目になるのです。

私たちは気力や体力ともに衰えていくものですが、肉体的疲労が慢性化された状態では、ストレスが過剰にかかった状態になり、不眠をはじめとした内臓機能の働きの低下、集中力の低下に繋がってきてしまいます。

そこで、気力や体力が衰えているときにはハーブティーの香りをつかって心身のバランスを整えましょう。


集中力をアップさせたいなら、ハーブテイーでとる方法がおすすめ


近年女性を中心にハーブティーが人気ですが、ハーブテイーは主に水溶性成分に分類できます。以下の成分が入っています。


・タンニン
・アルカロイド
・配糖体
・サポニン
・苦味質
・フラボノイド
・ビタミンB
・ビタミンC

これらの成分は一般的に基本の成分です。他に各ハーブ特有の成分が含有されてきます。

まず、この成分に糖分が入っていないということに注目しましょう。
ハーブティーを飲む時には糖分を避けて飲むようにした方が懸命です。ハーブティーはお茶として飲むことで消化管を通って吸収され血液に乗ります、やがて代謝で消えていくのです。


尿から排泄されて行く経路もありますよ。口にしてからわずか数時間で利尿作用が伴うハーブも多いです。

 

知っておこう!ハーブティーの抽出方法、飲み方のコツ

ハーブティーはお茶の一つ、日本人はお茶を飲むことには長けていますよね。でもハーブティーの入れ方にもちょっとしたコツがあるのです。

・ハーブティーはフレッシュもしくは乾燥ハーブを用いて95度以上のお湯で抽出します。テイーポットで抽出するときにも、必ず蓋をして温度の低下を予防したり、各ハーブのもつ揮発成分を逃さない工夫をしましょう。


・ハーブテイーは水溶性なので飲んでから数時間で尿から成分が排泄されてしまいますので、一度に大量に飲むよりは1日数回小分けにして飲むようにします。
早朝起きてから、空腹時、食後にといった感じで1日3回飲む方法で体内に吸収させることが期待できるのです!


ハーブティーにも言えることですが、熱湯で入れたお茶は温度の高いままで飲むと体内の口や胃の粘膜を刺激してしまうので、ある程度は覚まして置いてから香りを楽しみながらゆっくりと飲むようにしましょう。

ハーブティーを入れたら、まず香りを楽しんでから、口に含んで舌で転がすように味わいます。緑茶を飲むときと同じような方法です。
特にアイスハーブティーでは、酸化で成分が変化するために、作り置きせずに入れたてのものを飲むようにしましょう。


ハーブテイーが消化、吸収されるメカニズムを覚えておこう

カフェやサロンでハーブティーを飲む機会が増えています。私たちはお茶を飲みなれているのでハーブティーの飲み方も難しく感じないと思います。誰もが取り入れやすい飲料なので、ポイントをまとめてみます。

 

・ハーブ、ブレンドの香りを楽しみながら飲むようにしよう!

ハーブティーの香りを鼻から吸い込むように意識してから口に含んで飲むように心がけましょう。


・舌からも成分を吸収させるように飲むといい


成分は舌からも吸収していきますので、口に含ませたハーブティーを舌に転がしてから飲みましょう。もちろん覚ましてから飲みます。

1時間で血液中に入りやがて揮発、尿からも排泄される


ハーブティーの揮発成分は体内に取り込んでから概ね1時間で排泄されていきます。なので大量に一個の飲んでもあまり体内への影響が少ないので、入れたてのハーブティーを13回定期的にゆっくりと味わいながらも摂取しましょう。

 


ここがポイント!

集中力を高めたい。そんなときに選びたいハーブ、精油の種類

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日の時間の中でも昼間になると集中力が落ちてきがちですよね。そこで、イライラして集中力がつずかない、倦怠感があるというときにおすすめのハーブが次の3点です。

ペパーミント


ペパーミントには成分中のメントールが含有されています。メントールは誰が嗅いでも爽やかな香りです。脳を刺激して意識を明瞭にするという結果が期待できます。

ペパーミントは食欲不振のときにも回復しやすいハーブです。エッセンシャルオイル(精油)成分のミントの香りが苦手という方でも、ハーブティーやブレンドハーブテイー、フレッシュミントの香りならばマイルドで嗅ぎやすいです。

とくにおすすめはフレッシュミントの葉っぱを嗅ぐことです。日本ではミントの苗が購入できるので、家庭菜園で育てることができますよね。葉っぱをちぎって匂いを嗅げばフォワーンと良い香りが鼻をくずぐります。精油の香りが苦手な方でも、葉っぱの香りは是非におすすめできます!

ハイビスカス

ハーブティーとして女性に人気のハーブです。色は赤く味わい深いので飲みやすいという特徴があります。ハイビスカスにはクエン酸やハイビスカス酸を含んでいます。酸味が消化器を刺激して体の代謝を促進するので、疲労回復を早めます。心身の疲労が慢性化するとき集中力は発揮できませんので、心身の疲労や不調のときにぜひおすすめです。
マッサージや整体を受けたあとに暖かい入れたてのハーブティーを飲むようにします。

グレープフルーツ

柑橘系の一つ、さっぱりしたいひとに人気ですが、精油は夏によく売れます。心にアプローチする香りは、なんとなく無気力な気持ちを引き締めてくれて心身の活力を与えてくれます。柑橘系の香りは夏のリフレッシュに選ばれやすいのもこうした作用からです。

クローブ


元気がない時、注意力散漫で考えがまとまらないときに刺激を与える精油です。スパイシーな香りと抗菌作用で知られています。かなり強い香りを持つので防虫にも期待されることがあります。精油を直接かぐことはおすすめしませんが、ハーブを使ったポマンダーなどに利用されています。

サイプレス


ウッデイ系の香りで精油は人気です。注意力散漫、怠けた精神を引き締めてくれます。意志を固めたり現実逃避の時に役立ちます。

ラベンダー


ラベンダー類はリラクゼーション目的で使われる精油ですが、生活リズムを整える目的で利用できます。リラクゼーションを促すことで、活動時間により集中する力そ蓄えることができます。昼間の集中力を継続させるには、刺激のある香り成分だけが必要ということではなく、鎮静作用のある香り成分も必要になってくるということなのです。

一部ですが、集中力を改善させてくれる精油やハーブをまとめました。植物によっては精油で販売されているものとハーブティーとして販売されているものがあります。

柑橘系などの精油は精油ではなくても、果物として利用することができますよね。ただし精油はキャリアオイルを用いて直接肌へと塗布したり、芳香浴で使える可能性も秘めていますから、多目的に利用したいときは精油を購入する方が得策です。

一方で、集中力をアップさせるために「ハーブティー」をおすすめするメリット


・清涼飲料水やコーヒーの代用として摂取するため


清涼飲料水には大量のお砂糖が含有されているので、低血糖になりやすく脳の働きが低下するということを前述していました。そこで、ハーブティーに変えてみると糖分を摂取することがないので脳の老化予防や集中力の低下を防ぐことになるのです。


・ハーブティーの種類は多く、選びやすい

集中力をあげるハーブの種類は実に豊富です。一見して刺激的なハーブでも植物として(ハーブティー)取り入れてみると、決して刺激が強いというわけでもありません。
ここでおすすめしたミント類は、自宅の家庭菜園でも育てることが簡単なハーブなのです。茎を揷し木しておくと、すぐに根がつきやすくどんどん増えて行きますよ。

・ミント類は繁殖が簡単

ミントのメントールはきつい香りという印象がありますよね。でも植物としてのハーブはほんわか、ほのかな香りです。ミントは落葉樹なので、夏に限定されて栽培されています。中には周年栽培もありますが、自然に栽培しようとしたら夏限定です。そこで、夏にアイステイーやジンジャーエールなどに添えて見てもフレッシュですし、香り豊かです。

・日本人の生活文化に馴染んでいる


ハーブティーは日本人のお茶を飲む文化に溶け込んでいます。急須やポットで簡単に入れることができて、お茶の葉も土に返して肥料として再利用することが可能なのです。
とっても効率的なハーブティー、仕事や学業の合間にお茶を入れる感覚でハーブティーを入れてみてはどうでしょうか。

香りは何にでもついてくるものですが、ハーブテイーを入れる時、ハーブを扱うときにも臭覚から大脳へと刺激されて行きます。
お茶の成分は揮発しますが香り成分が大脳へと届くために、様々な影響があります。



最後に
日常生活でいまよりもほんの少しだけ、集中力を高めたいなら!


どうしても注意が散漫になるので気を引き締めたいもしくは、集中力を昼間や活動時間のある時間に集めたいという場合、香りの持つ力を利用して、緑の多い環境に身を置くこともおすすめです。森林浴をしてマイナスイオンを浴びることでも有効ですし、家庭菜園で土や植物の香りを嗅いで見ることもいいでしょう。


知らず知らずの間に、臭覚から脳へと刺激が伝わってリラクゼーションさせて休息を促したり、刺激により脳が活性化されたりするのでおすすめです。
パソコ作業の連続で煮詰まる時には、屋外の空気を吸い込んでリラクゼーションする、太陽光を浴びて刺激を得るということも有効です。


香りは五感の中でも一番敏感に反応する感覚とも言われています。もしもいま、集中力がつかずにイライラすることが多いならば、様々な要因の中でも環境の香りを変えてみてはいかがでしょうか?


移動ができないならアロマポットやハンカチ、練り香など色々と香りを取り込む選択肢がありますよね。考えられる中から一番やりやすい方法を洗濯して行けばいいのです。
やる気を起こしたり、集中力をつけるには緊張感が大切です。リフレッシュと刺激でうまくコントロールして生産能力をアップさせるようにここがけましょう。

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