メニュー

香りによる心理的効果でどんなことが起きるのでしょうか。

香りによる心理的効果でどんなことが起きるのでしょうか。

投稿者

 

香りによる心理的効果とは

香りによって人の心理が変化することがあります。

香りは目には見えませんが様々な効果をもたらしてくれるので、自分のお守りの様にもなりますし、力を貸してくれることもあります。

香りはいったいどうやって心理的に効果を与えてくれるのでしょうか。

香りによる心理的効果で何が起きるのでしょうか。

 

・人は何故香りを求めるのか 

香りを好きな方も多いと思いますが、人は何故香りをつけるのでしょうか。

自分の体臭が気になる、汗をかいてしまった等のネガティブな意味もありますが、元気をもらえる、やる気になる等のポジティブな意味もあります。

どちらにせよ、香りをつける前と後で心理的な変化が起きています。

鼻からかいだ香りが脳に伝わるまでの時間はわずか0.2秒です。

視覚よりも聴覚の方がダイレクトに脳に届くので、香りと心理は深く結びついています。

香りは自分だけでなく周りにも広がるので、周りの人にも影響を与えます。

だから一人の時には良いのですが、周りに人が居る時にはどんな香りを選ぶのか注意が必要なのです。

香りで相手に好印象を与えることもあれば、悪い印象を与えることもあります。

香りは心理的に働くだけでなく、行動に現れることもあります。

安心感、高揚感、落ち着いたり冷静になる、安らぐなどの変化を香りはもたらしてくれるのです。

もちろん、ただ香水が好きという方も居ますが、香りは生活の中で欠かせない存在です。

そこにこだわりを持つと、もっと生活が豊かになるでしょう。

香りを身にまとうことで得られる心理的効果は、生活するうえで様々な力を与えてくれるのです。

 

・香りを選ぶときの心理は 

香りを選ぶ時は、いくつか試してみて自分の好みで購入するという方が多いと思います。

では、何故私たちは香りを必要とするのでしょうか。

香りはなくても生活できるものですので、無香料の商品も世の中には多いです。

なのに何故香りを必要とする人が居るのでしょうか。

それは香りが様々な力を与えてくれることを知っているからです。

今の自分を変えたかったり、生活に変化を与えたかったり、新しい香りを選ぶときに、私たちは何かを求めているのです。

日常に変化を与えることは難しいですし、生活や性格を変えることも容易ではありません。

ですが香りは気軽に変えられるものなので、気分転換にもなりますし、変化も与えてくれるのです。

香りを選ぶとき、わたしたちは無意識に変化を求めているのではないでしょうか。

そのため以前は好きだった香りが苦手になったり、苦手だった香りが好きになったりすることがあります。

選ぶ香りはその時の心理によって異なってくることがあるのです。

 

・香りによって心理はどう変化するのか

香りによって人の心理はどう変化するのでしょうか。

生活していくうえで、人は様々な感情とぶつかっていきます。

香りは様々な感情によって少しずつすり減っていく心を守ってくれることもあります。

また、癒しを与えてくれたり集中力を高めてくれたりストレスを軽減してくれます。

さらに香りは人間関係にも関わってきます。

もしも苦手な方が、ある日自分の好きな香りをつけてきたら気になりますよね。

今まで自分とは全く違うと思っていた人にもがぜん興味がわいてくると思います。

自分と同じ好みがあるということで、苦手意識が無くなり仕事もうまく進んでいくこともありますね。

仕事をしている上で苦手な方は出てきますが、香りを味方につければ少し楽になります。

相手の好む香りを選んだり、自分の好きな香りで元気をもらったりと、香りによる心理の変化を楽しんでみましょう。

逆に好みの人が苦手な香りをつけていたら少し苦手になるかもしれません。

鼻は閉じることができないので、香りは常に自分の鼻から脳に伝わっていきます。

苦手な香りをつけている人には距離を置きたくなるかもしれませんね。

 

・その時の心理状態による香り選び

 香りは大きく分けると7種類あります。

ですのでご自身の心理状態によってまずは大きくわけてみましょう。

その中からご自身の好きな香りを選ぶことが手軽で良いですね。

 

樹木系

樹木系といってもピンと来ないかたは森林浴のときの香りを思い出してください。

気分がすっきりとして落ち着きを与えてくれますよね。

樹木系の中の代表的な香りがユーカリです。

ユーカリ自体種類がたくさんありますので、自分の好きな物を選びましょう。

ユーカリは精神を集中させてくれるので、勉強する時にはぴったりの香りです。

ユーカリはドライフラワーでも販売されているので、飾るとお部屋の良いアクセントになりつつ爽やかな香りをふりまいてくれます。

次にティトゥリートゥリーです。

ティートゥリーは清涼感があり疲れた時にはぴったりの香りなので、一息つく時におすすめです。

樹木系の香りはとにかく頭をスッキリさせたい、気分転換したいという方におすすめです。

柑橘系

柑橘系といえばすぐにレモンやオレンジ、グレープフルーツが浮かびますね。

冬よりも夏というイメージが強い柑橘系ですが、気分をさっぱりさせてくれるからでしょうか。

柑橘系の香りは心身ともに元気にしてくれるのですが、オレンジの香りは不安や心配ごとも抑えてくれてくつろげます。

ベルガモットも香りも心が沈んでいる時におすすめです。

オレンジよりも香りは控えめですが、爽やかなので特にベッドルームに香らせておくと良く眠れます。

レモンはとにかく頭がすっきりするので集中力や記憶力を必要とする場面におすすめです。

乗り物酔いも防いでくれる効果があるので、気分が悪くなったら嗅いでみたはいかがでしょうか。

柑橘系の香りはいくつかありますが、気分転換にぴったりです。

フローラル系

フローラル系は女性らしいイメージがありますね。

まずはローズの香りです。

ローズはイライラや落ち込みを和らげて、気分を明るくしてくれます。

ストレスも軽減してくれるので、毎日忙しい女性にはぴったりですね。

ラベンダーの香りは穏やかで優しく、不安を和らげてくれます。

精神的な疲れも緩和してリラックスできるので、夜寝る前におすすめの香りです。

ネロリは柑橘系とフローラル系の両方を兼ね備えた香りです。

心配事や不安なことがある時にはネロリの香りが心を落ち着かせてくれます。

フローラル系の香りは優しく、緊張や不安から解きほぐしてくれますよ。

ハーブ系

ハーブ系は種類が多く、それぞれに独自の香りがあります。

マジョラムはハーブ系の中に少しスパイスが混ざった感じで甘く、リラックスさせてくれます。

ペパーミントは清涼感にあふれていて、とにかく気分をすっきりさせてくれます。

眠気を覚ましてくれるので、緊張の続く仕事の途中や疲れの残る朝などにぴったりの香りです。

ローズマリーもペパーミントのように清涼感があり、頭をすっきりとさせてくれます。

ハーブ系は気分転換におすすめの香りです。

ハンドクリームやスプレーなど様々な商品になっていますし、ご自身の好みのハーブが見つかれば、育ててみるのもおすすめです。

スパイス系

スパイス系の香りは慣れていない方も居ると思うのですが、最も身近なのはシナモンとジンジャーの香りです。

シナモンはコーヒーや紅茶の中に使われていますが、気分が沈んで無気力になっている時におすすめです。

また、食欲を増進させてくれるので、夏バテの時にもおすすめです。

ジンジャーはスパイシーな香りですが、気力ややる気があがるので勉強時には良いですね。

スパイス系の香りは集中力や記憶力を高めてくれるので、やる気を出したい時におすすめです。

樹脂系

樹脂系の香りではフランキンセンスがなじみ深いとおもいます。

フランキンセンスは甘い木の香りで、産後などのゆううつな気分を和らげてくれます。

また、こころをおちつかせてくれるので精神的な安定もはかれます。

樹脂系の香りは甘く独特な物が多いです。

精神的な波を和らげて、穏やかな気分にしてくれるのが特徴的です。

エキゾチック系

エキゾチック系の香りはオリエンタルで神秘的な物が多いです。

だから、普段とは違った雰囲気を求める方にはおすすめです。

まずサンダルウッドですが、こちらは落ち着きがあり、穏やかな気分にしてくれます。

甘い香りでストレスも和らげてくれる落ち着いた大人の香りです。

少し落ち着きたいという方にはおすすめですね。

次にイランイランの香りです。

イランイランの香りはサンダルウッドよりも甘くて濃厚です。

香りに包まれてリラックスしたいという方におすすめです。

エキゾチック系の香りは高揚している気分を落ち着かせて、冷静にしてくれます。

気分が荒れている時にはおすすめですね。

 

日常に隠れる様々な香りの効果

香りといえば香水やアロマ、柔軟剤を思い浮かべる方も多いと思いますが、日常の中にも様々な香りが隠れています。

そしてそれぞれが私たちに様々な心理の変化を与えているのです。

まずはコーヒーです。

コーヒーが苦手な方も居ますが、コーヒーの香りを嗅ぐとホッとするという方も多いと思います。

コーヒーの香りは実は1000種類もあると言われていますが、1杯のコーヒーに含まれるのは300種類ほどです。

コーヒーの好き嫌いに拘わらず、コーヒーの香りにはリラックス作用があるということが最近の研究でわかりました。

食後にコーヒーを飲むことは好き嫌いだけでなく、香りによるリラックス効果を求めているということもありますね。

続いてお茶です。

香りのするお茶といえばハーブティーがありますが、独特の味なので苦手な方も居ますね。

ハーブティーにはリラックス効果もありますし、日常的に取り入れるのが簡単です。

ですが実はハーブティーだけでなく、紅茶や日本茶の香りにもリラックス効果があるんです。

まず、緑茶の香りには青葉アルコールという成分が含まれているので、リラックスしたいときにおすすめなんです。

飲むだけではなく、茶香炉という道具を使うとお茶の香りがただよい癒されます。

ハーブティーが苦手な方は日本茶でのこういった楽しみ方もあります。

また、古くから馴染みのある香りなので取り入れやすいのが良いですね。

他にも日常の中で香りのある物として、柔軟剤や台所洗剤、シャンプーやボディソープがありますね。

お気に入りの物をいくつか揃えて、自分の気分で選ぶと毎日がもっと穏やかに楽しくなりますね。

投稿者

この記事を書いた人



カテゴリー

香りビジネス